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マレーシアに医療支援員 洪水被害でAMDA

マレーシアでの緊急医療支援活動のためJR岡山駅を出発する大政調整員

 国際医療ボランティアAMDA(岡山市北区伊福町)は1日、大雨による洪水で甚大な被害が出ているマレーシア北部の緊急医療支援活動のため、大政朋子調整員(42)を派遣した。

 AMDAによると、マレーシア北部は12月下旬から記録的な豪雨に見舞われ、30日までに17人の死亡を確認、避難者は12万人以上に上るという。

 1日朝、JR岡山駅を出発。関西空港で看護師の柴田幸江さん(36)=兵庫県尼崎市=と合流し、空路クアラルンプール入りした。現地NGO団体とともに被災地のクランタン州、トレンガヌ州で情報収集し、支援物資の調達・配布、避難所の巡回診療などを行う。

 大政調整員は「支援が届いていない地域も多いと聞く。情報をいち早く把握し、活動につなげたい」と話していた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年01月03日 更新)

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