文字 

岡山市「健幸ポイント」本格スタート 市内6カ所で説明会

 岡山市は13日、健康づくりに取り組んだ市民に商品券や電子マネーなどと交換可能なポイントを贈る「健幸ポイントプロジェクト」について、参加者向けの説明会を16~19日に市内6カ所で開き、取り組みを本格スタートさせると発表した。

 同プロジェクトは、健康寿命の延伸を図る「スマートウエルネスシティ」総合特区に指定された全国10市のうち6市が協力して取り組む。参加者の運動量や健康診断の結果を集約し、筑波大などの協力で内容を分析。医学的な効果などを実証できれば、取り組みの全国普及を目指す。

 40歳以上の市民を対象に2017年3月まで続ける。参加者は貸与された歩数計を着け、歩数に応じて1カ月最大800ポイント(74歳までは1日1万2千歩、75歳からは同9千歩のペース以上)をもらえる。市指定の運動教室に参加すると1日20ポイント、医療機関で健康診断を受けると千ポイント(各年度1回のみ)、筋肉率や肥満度の目安となる体格指数(BMI)の数値を改善させると年最大4千ポイントになる。

 各年度最大2万4千ポイントまでためられ、1ポイント=1円で換算。表町商店街(同市北区)の商品券、全国の百貨店などで使えるギフトカード、コンビニなどで使える電子マネーと交換できる。

 参加者向けの説明会は岡山ふれあいセンター(同市中区桑野、16日)、市勤労者福祉センター(同市北区春日町、17日)などで開かれる。

 参加者は当初の目標(2千人)に達していないため、14日から2月13日まで734人を追加募集する。応募多数の場合は抽選。問い合わせは市保健管理課(086―803―1243)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年01月13日 更新)

タグ: 健康

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ