文字 

災害時、医薬品など調達 AMDAとザグザグが協定

協定書に調印したAMDAグループの菅波代表(左)とザグザグの藤井社長

 国際医療ボランティアAMDA(本部・岡山市北区伊福町)は14日、大規模災害発生時に緊急医療支援活動を行う際、医薬品や生活支援物資を迅速に調達できるよう、ドラッグストア「ザグザグ」(同市中区清水)と協定を結んだ。

 AMDAによると、東日本大震災では被災地から要望のあった物資を県内で確保するのに時間がかかった。将来、南海トラフ地震の発生も懸念されることから、中四国を中心に店舗展開するザグザグに連携を打診し、実現。協定では、ザグザグは胃腸薬や降圧剤、生理用品などをAMDAへ優先的に販売することを想定している。

 ザグザグ本社で調印式があり、AMDAグループの菅波茂代表は「東日本大震災での経験を教訓に被災地へ支援物資を迅速に届けたい」、ザグザグの藤井孝洋社長は「物資が被災者へ的確に届くよう協力したい」と述べた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年03月15日 更新)

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ