文字 

がん診療連携パスPRへリーフレット 県備前保健所作製

「がん診療地域連携パス」を紹介する県民向けのリーフレット

 がん専門医とかかりつけ医が連携して患者を治療するための計画表「がん診療地域連携パス」を紹介するリーフレットができた。A4判カラーの三つ折りで、岡山県備前保健所が県民向けに1万部を作製した。

 パスは、がん患者が病院で手術などを受けた後、専門医が同意を得て作成。それに基づき日ごろの投薬や診察はかかりつけ医、節目の検査や診察は専門医が担当する。リーフレットはこうした仕組みを説明し、通院時間短縮など患者にとっての利点も挙げている。

 リーフレットは、岡山大病院(岡山市北区鹿田町)や県内6カ所の地域がん診療連携拠点病院などに置いて希望者に配布。同保健所保健課は「ぜひパスを利用してほしい」と話している。

 パスは、2007年施行のがん対策基本法で都道府県ごとに作成することが求められている。県内では関係機関でつくる「県がん診療連携協議会」が作った。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年04月06日 更新)

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ