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岡山済生会看護専門学校が新築移転 16年4月開校予定

岡山済生会看護専門学校の新校舎の完成イメージ図

 岡山済生会看護専門学校(岡山市北区伊福町)が老朽化に伴い、新築移転することになり、同国体町の建設予定地で30日、地鎮祭が行われた。2016年4月の開校を目指す。

 新校舎は現在地の南東約300メートル。運営する県済生会が所有する約900平方メートルの敷地に、鉄骨7階延べ約5千平方メートルを建設する。実習室を拡充するほかラウンジを新設し、工事費は約13億円。入院機能を集約して16年1月に開院予定の岡山済生会総合病院に隣接しており、実習などで利便性が高まる。

 地鎮祭には約30人が出席。祝詞奏上後、関係者がすきやくわを入れ、工事の安全を祈った。県済生会の岩本一寿支部長は「新病院などと合わせ、岡山の医療・看護に貢献したい」と話した。

 同専門学校は1958年9月、岡山済生会総合病院付属高等看護学院として設立され、77年に現在地に移った。3年制で1学年の定員は50人、新校舎の開校に合わせて80人に増やす計画。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年05月01日 更新)

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