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世界禁煙デーに会わせ治療治療制度紹介 タバコフリー岡山

禁煙の普及に向けて行われた「タバコフリー岡山」の啓発活動

 世界保健機関(WHO)が定めた世界禁煙デー(31日)を前に、県内の医療関係者らでつくるボランティア組織「タバコフリー岡山」(田中茂人会長、約80人)は29日、JR岡山駅南地下道で、禁煙治療などを紹介する街頭啓発を初めて行った。

 会員の医師や保健師、薬剤師ら約30人が夕方に実施。喫煙期間が短く、健康保険が適用されない人向けに県や市が行っている禁煙治療の補助制度について書いたちらしや喫煙による健康被害を説明したパンフレットなどを帰宅客らに配布した。

 たばこの害に関するクイズを出したり禁煙相談に応じるコーナーも設けた。医師に相談した岡山市中区桑野の女性(39)は「保育士を目指していて、たばこをやめたいが、なかなかできない。禁煙治療に補助が出るのなら通いたい」と話していた。

 この日朝には、県や県禁煙問題協議会などもJR岡山駅で街頭キャンペーンを展開。副流煙に含まれる有害物質や受動喫煙について説明したちらし入りポケットティッシュを配った。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年05月30日 更新)

タグ: 健康

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