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女性への脳死両肺移植終了 岡山大病院

 岡山大病院(岡山市北区鹿田町)で3日、細気管支を中心に慢性の炎症が起こる気管支拡張症を患う50代女性への脳死肺移植手術が行われ、無事終了した。順調なら約3カ月で退院できる見込み。

 臓器移植医療センターの大藤剛宏教授が執刀。両方の肺を移植する手術は午前8時38分に始まり、約12時間後の午後8時43分に終わった。女性は1996年に診断され、2011年10月、日本臓器移植ネットワークに登録していた。

 ネットワークによると、ドナー(臓器提供者)は千葉大病院にくも膜下出血で入院していた50代女性。

 岡山大病院の脳死肺移植は66例目、生体と合わせて143例目。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年06月04日 更新)

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