文字 

岡山県内全域に食中毒注意報 県、飲食業界や県民啓発へ

 岡山県は15日、県内全域に食中毒注意報を発令した。梅雨に入り、食中毒が発生しやすい高温多湿の気候が続いているためで、9月末まで飲食業界や県民への啓発に力を入れる。

 日中の最高気温と平均湿度の組み合わせが12日以降、県の定める条件(気温25度以上で湿度75%以上など)を3日連続で上回ったことから発令した。昨年より5日遅い。

 県は今後、食中毒の発生リスクの高い弁当、仕出し店などを対象に監視指導を強化するとともに、ちらしなどで消費者にも注意を呼び掛ける。

 県生活衛生課によると、今年の県内の食中毒は6月14日現在、8件91人(昨年同時期2件37人)となっている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年06月15日 更新)

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ