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腸管出血性大腸菌感染症で注意報 岡山県発令、3週続けて患者

 岡山県は6日、O157など腸管出血性大腸菌感染症の注意報を発令した。過去10年で最も遅いが、例年、夏場に発生が増えることから、県は啓発ちらし約5万部を保健所や市町村に配布し、注意喚起する。

 倉敷市で同日、新たに患者2人を確認。県南西部2次医療圏(倉敷、笠岡、総社市など5市3町)の同一エリア内で3週連続の発生となり、発令基準に達した。

 県健康推進課によると、県内の今年の患者数は19人。年齢別では10代が5人と最も多く、30代、40代が各4人。大腸菌の種類はO157(9人)とO26(6人)でほとんどを占めている。

 県は予防策として調理や食事前の手洗い、調理器具の洗浄消毒の徹底、生鮮野菜などの冷蔵保管、食肉の十分な加熱などを呼び掛けている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年08月06日 更新)

タグ: 感染症

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