倉敷の施設O157集団感染終息 倉敷市発表
岡山県倉敷市玉島長尾の養護老人ホーム「長楽荘」の入所者が腸管出血性大腸菌O157に集団感染した問題で、同市保健所は24日、感染が終息したと発表した。
7日から19日にかけ、入所者11人、職員1人の計12人の感染を確認。11日夜に入所者から下痢などの症状が出て以降、新たな発症者がなく、O157の一般的な潜伏期間(2~9日程度)を過ぎたことから判断した。
感染源と疑われ、保存していた1週間分(7月26日~8月1日)の食事や食材から菌は検出されず、施設の衛生管理を立ち入り調査しても感染原因は特定できなかった。市保健所は施設に対し、手洗いや消毒などの徹底を指導。施設は配達弁当に切り替えていたが、食事の調理を12日に再開している。
24日現在、入所者2人が入院中。いずれも快方に向かっているという。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。
7日から19日にかけ、入所者11人、職員1人の計12人の感染を確認。11日夜に入所者から下痢などの症状が出て以降、新たな発症者がなく、O157の一般的な潜伏期間(2~9日程度)を過ぎたことから判断した。
感染源と疑われ、保存していた1週間分(7月26日~8月1日)の食事や食材から菌は検出されず、施設の衛生管理を立ち入り調査しても感染原因は特定できなかった。市保健所は施設に対し、手洗いや消毒などの徹底を指導。施設は配達弁当に切り替えていたが、食事の調理を12日に再開している。
24日現在、入所者2人が入院中。いずれも快方に向かっているという。
(2015年08月25日 更新)