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美作で感染症対策研修会 福祉施設職員ら予防の重要性学ぶ

感染症への対応を学んだ研修会

 美作保健所勝英支所は30日、美作市江見の作東バレンタインプラザで、老人ホームやグループホームなど社会福祉施設の職員らを対象にした「感染症対策研修会」を開いた。

 講師の國米由美・津山中央病院看護師長(感染管理認定看護師)は、感染は飛沫(ひまつ)や接触などで広がるとし、マスクの正しい付け方や予防接種の重要性を説明。ノロウイルスに関しては「嘔吐(おうと)物による感染が目立っている。布やじゅうたんに付着した菌は2週間ぐらい生存することもある」と話し、ゴーグルや手袋などで防護した上での処理方法を伝えた。

 養護老人ホームの介護支援専門員による感染症発生時の対応事例発表もあり、美作市や勝央、奈義町などから出席した約60人は真剣な表情で聞いていた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年10月30日 更新)

タグ: 感染症

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