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倉敷中央病院 松岡良明賞受賞祝う 「県民の健康維持に尽力」と謝辞

岡山市内で開かれた倉敷中央病院の松岡良明賞受賞祝賀会

 がん撲滅に尽力した個人、団体を顕彰する山陽新聞社会事業団の「第20回松岡良明賞」で、賞の創設以降、病院として初めて受賞した倉敷中央病院(倉敷市美和)の祝賀会が1日、岡山市内のホテルで開かれた。

 医療関係者ら約110人が出席。祝辞で同事業団の松田正己理事長は「患者本位で治療を続けたことが受賞につながった。今後も地域に信頼される総合病院を目指してほしい」と語った。同病院の運営母体である大原記念倉敷中央医療機構の大原謙一郎理事長、小笠原敬三院長は「これからも県民の健康維持に尽力していく」と謝辞を述べた。

 倉敷中央病院は、地域のがん診療の中心的役割を担う「がん診療連携拠点病院」の一つで2013年には肺、胃、大腸、前立腺がんの手術数が中四国トップ。年間3万8千人の健診を行い、がんの早期発見にも努める。

 同賞は山陽新聞社の元社長、故松岡良明氏の遺族から寄託された基金で創設。がん征圧月間(9月)に贈呈している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年11月01日 更新)

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