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岡山で“八兵衛”の高橋さん講演 県介護福祉士会がフェア

人生での“出逢い”について話す高橋さん

 11日の「介護の日」を前に岡山県介護福祉士会などは7日、岡山市北区石関町の県総合福祉会館で「介護の日フェア」を開いた。

 介護関係者や家族連れら約300人が参加。時代劇「水戸黄門」で親しまれた俳優・高橋元太郎さんが「うっかり八兵衛―出逢(あ)い、ふれあい、支えあい」と題して記念講演した。

 父親を戦争で亡くした高橋さんは19歳での歌手デビューや水戸黄門への出演、34年間交流を続ける身体障害者グループなど自らの人生に影響を与えた事柄を紹介。「最初はつらいと思えることでもプラス思考に考えれば感謝の気持ちが湧く。それが人同士の支え合いにもなる」と話した。

 鏡野町の特別養護老人ホーム奥津広済園の職員が入所者の夢をかなえる取り組みを発表したほか、介護士養成校の学生によるアトラクション、ケアマネジャーによる介護相談もあった。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年11月07日 更新)

タグ: 介護

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