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認知症の特徴や支援制度解説 川崎医大付属病院で啓発イベント

認知症の症状などを解説するパネルが並ぶ会場

 岡山県から認知症対策の専門機関「認知症疾患医療センター」の指定を受けている川崎医科大付属病院(倉敷市松島)で24日、認知症の啓発イベント「見て・聞いて・触れて 認知症を知る一週間」(同センター主催)が始まった。27日まで。

 会場は本館8階大講堂前ホワイエ。認知症の幻覚や暴言といった具体的な症状、認知症の前段階とされる軽度認知障害(MCI)の特徴などをパネル16枚で紹介している。ケアマネジャーら専門家が、判断能力が不十分な人を支援する「成年後見制度」や、介護保険サービスなどに関する質問に答えるコーナー(無料)もある。

 認知症疾患医療センター長を務める川崎医科大の砂田芳秀副学長は「認知症は高齢者の約15%が患っているといわれており、大変身近な病気。気軽に訪れて理解を深めてほしい」と呼び掛けている。

 入場無料。正午~午後3時。問い合わせは同センター(086―464―0661)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年11月24日 更新)

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