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新見公立短大生が認知症の人支援 12日に構内でシンポ企画

シンポジウム開催に向け、準備を進める実行委のメンバー

 新見公立短大(新見市西方)地域福祉学科の学生有志が企画したシンポジウム「認知症の人を地域で支える」が12日午後1時半から、構内の市学術交流センターで開かれる。

 認知症の高齢者の捜索・保護を目的とした「認知症ひとり歩きSOSネットワーク」を導入する笠岡市・地域包括支援センターの高橋望さん(社会福祉士)、認知症に対する市民の理解度を調査している短大地域福祉学科2年小池真包さん(20)、「認知症の人と家族の会県支部」の尾崎善規代表ら5人が講演する。

 2時50分からは岡京子学科長をコーディネーターに、5人が意見交換する。

 認知症をテーマにした講演会は2008年に始まり10回目。今年は1、2年生19人が6月に実行委を立ち上げ、講師の招へいなど準備を進めてきた。実行委員長の2年熊井真理奈さん(20)は「認知症の人と家族を地域で支え合う環境づくりに貢献できれば。多くの方に聞きに来てほしい」と話している。

 参加無料で事前申し込み不要。問い合わせは新見公立大・短大(0867―72―0634)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年12月08日 更新)

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