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井原の認知症カフェで交流広がる 第1、3木曜 情報交換やミニ講座

理学療法士(中央奥)から認知症患者の運動不足を解消する体操を学ぶ参加者

 認知症患者や家族らが集い、気軽に交流できる認知症カフェ「笑む・かふぇ」が井原市東江原町、早雲の里交流センターで毎月第1、第3木曜日に開かれ、利用者の輪が広がっている。

 特別養護老人ホームなどを運営する社会福祉法人みずき会(同所)が昨年10月から開催。患者の家族や認知症予防に関心のある地域住民が訪れ、コーヒーやお菓子などを楽しみながら認知症について情報交換している。

 毎回テーマを設け、看護師や理学療法士らを招いて口腔ケアや運動不足解消などのミニ講座も開催。夫がアルツハイマー病で入院しているという同市の女性(82)は「介護のアドバイスをもらえたり、同じ悩みを抱える人と話すことで気持ちが楽になる」と話す。

 午前10時~午後3時。参加無料だが飲み物、お菓子代200円が必要。問い合わせは高齢者生活支援センターみずき(0866―63―2122)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年01月29日 更新)

タグ: 介護

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