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命救え、岡山で救急法競う大会 22チームが手当てや心肺蘇生

心肺蘇生の技術を競う出場者

 日本赤十字社県支部による「救急法競技大会」が31日、岡山市北区青江の岡山赤十字看護専門学校で開かれ、10~70代の22チーム約70人が、応急手当てや心肺蘇生の技術を競った。

 チームは3人一組で、岡山県内の中学、高校や病院、ボランティア団体、県警などの単位で組織。各チームは三角巾を使った手当ての正確さを競う「包帯リレー」と、心肺停止の傷病者を救急隊へ引き継ぐまでの手順が問われる「心肺蘇生」の2部門のうち、片方または両方に出場した。

 心肺蘇生部門では、チーム内で役割分担しながら、119番や心臓マッサージ、人工呼吸、自動体外式除細動器(AED)の操作に当たった。

 同部門に出場した岡山市立中学校の2年男子(14)は「人工呼吸がうまくでき自信になった。身の回りで倒れた人がいれば経験を生かして素早く対応したい」と話した。

 大会は救命率の向上を目指し、昨年に続き開催された。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年01月31日 更新)

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