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江草安彦さん功績つづる2冊出版 岡山で記念会、関係者が祝う

江草さんの業績などをまとめた本の出版を祝うゆかりの人たち

 社会福祉法人・旭川荘(岡山市北区祇園)の名誉理事長で、昨年3月に88歳で死去した江草安彦さんの業績を紹介した「江草安彦伝」と「江草安彦を語る」が13日、命日に合わせて出版され、岡山市内で出版記念会が開かれた。

 記念会は出席した約160人が黙とうをささげた後、発起人5人を代表し、黒住宗晴・黒住教教主が「江草さんの数々の功績にあらためて敬意を表したい」とあいさつ。末光茂旭川荘理事長が「先生の交流の広さと密度が本に詰まっている。多くの皆さんに思いを寄せていただいた」と謝辞を述べ、「江草安彦伝」発行者の越宗孝昌山陽新聞社会長が献杯した。

 「江草安彦伝」(5千部)は渡辺和子ノートルダム清心学園理事長や川崎明徳・川崎学園名誉理事長ら親交のあった103人が寄稿した伝記。「江草安彦を語る」(3千部)は末光理事長らの講演、江草さん自身の対談などで構成し、医療と福祉の融合に歩んだ功績をつづっている。

 2冊とも非売品だが、山陽新聞サービスセンター(岡山市北区柳町)、ノートルダム清心女子大同窓会(同伊福町)、川崎学園総務課(倉敷市松島)でそれぞれ千円で頒布する。問い合わせは同センター(086―803―8222)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年03月13日 更新)

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