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県精神保健福祉センター新築移転 愛称は「メンタルセンター岡山」

テープカットで開所を祝う伊原木知事(中央)ら

 入居していた岡山衛生会館(岡山市中区古京町)の閉鎖に伴い、岡山市北区厚生町に新築移転した岡山県精神保健福祉センターで30日、開所式があった。「メンタルセンター岡山」の新しい愛称で、心の健康相談や精神障害者の生活支援などに取り組む。

 式には関係者約30人が出席。伊原木隆太知事ら5人がテープカットし、同センターの野口正行所長が「保健所や地域と協力しながら、精神障害者らをこれまで以上に支援していきたい」と抱負を述べた。

 県健康づくり財団の診療所跡地(約900平方メートル)に相談・診療室、集団療法室、心理療法室などを備えた鉄骨2階延べ約千平方メートルの施設を建設。28日から業務を始めており、常勤の医師、精神保健福祉士らが相談対応をはじめ、精神障害者の自宅を訪ねて生活を支えるアウトリーチ支援、自殺未遂者へのサポートなどを行う。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年03月30日 更新)

タグ: 精神疾患

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