不眠症 早めの治療を 岡山で市民講座 専門家2人が講演
睡眠と健康の関係をテーマにした市民公開講座(山陽新聞社主催、アステラス製薬、サノフィ・アベンティス協賛)が十日、岡山市駅元町の岡山コンベンションセンターで開かれ、専門家二人の講演に約六百人が耳を傾けた。
内山真・日本大教授は、国内の成人の約二割が不眠症を訴え、六十歳以上に目立つと説明。「不眠は糖尿病や高血圧を悪化させるので、早めの治療が大切」とアドバイスした。
財団法人神経研究所付属睡眠学センター(東京)の井上雄一部長は、「睡眠薬は危険であるとのイメージは誤解」とした上で、「適切な服用で不眠症治療に役立ててほしい」と呼び掛けた。
その後、二人が参加者の質問に答え、「睡眠薬の服用が認知症をもたらすことはない」「徹夜で働くと、大瓶ビールを一本飲んだ後と同じくらい作業効率が落ちる」と述べた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。
内山真・日本大教授は、国内の成人の約二割が不眠症を訴え、六十歳以上に目立つと説明。「不眠は糖尿病や高血圧を悪化させるので、早めの治療が大切」とアドバイスした。
財団法人神経研究所付属睡眠学センター(東京)の井上雄一部長は、「睡眠薬は危険であるとのイメージは誤解」とした上で、「適切な服用で不眠症治療に役立ててほしい」と呼び掛けた。
その後、二人が参加者の質問に答え、「睡眠薬の服用が認知症をもたらすことはない」「徹夜で働くと、大瓶ビールを一本飲んだ後と同じくらい作業効率が落ちる」と述べた。
(2007年02月11日 更新)