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岡山県がインフル注意報を解除 昨季より9日早く

 岡山県は19日、1月14日から発令していたインフルエンザ注意報を解除した。解除日は昨季(5月28日)より9日早く、患者数は18%減った。

 定点調査している84医療機関の1機関当たりの最新患者数(9~15日)が0・46人で、2週連続1人未満となり、解除基準を満たした。

 県健康推進課によると、今季の患者数は15日現在、2万2680人で昨季より5013人減。注意報の発令が例年より2週間程度遅かったことも影響した。流行のピークは2月下旬から3月上旬。検出されたウイルスはB型が48%で最も多く、A香港型は35%、2009年に流行した新型が17%と3タイプが混在した。

 同課は「今後も患者が発生する恐れはあり、手洗いなど予防に気を付けてほしい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年05月19日 更新)

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