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人体の仕組み模型やパネルで紹介 岡山で川崎医科大が出張展示

骨の模型を手に取り眺める来場者

 川崎医科大現代医学教育博物館(倉敷市松島)の出張展示「のぞいてみよう! わたしたちの体」が1日、人と科学の未来館サイピア(岡山市北区伊島町)で始まった。骨の構造など体の仕組みを、模型やパネルを使って紹介している。7月10日まで。

 「心臓」「消化器」「呼吸器」「骨」「皮膚」「生命誕生」の六つのテーマを設定。上腕骨や肋骨(ろっこつ)など骨の実物大の模型を展示したコーナーのほか、倍率約200倍のデジタル顕微鏡で皮膚を観察したり、胸の模型に聴診器を当てて心臓の正常と異常な音を聞き比べたりできる体験型コーナーもあり、来場者の関心を引いている。

 訪れた主婦(56)=同市北区=は「直接見ることができない体内の様子について、楽しみながら勉強できた」と話していた。

 同博物館は、幅広い人に医学への興味を持ってもらおうと、川崎医科大の構内に1981年に開館。2013年から毎年サイピアで出張展示をしており、今回で4回目。

 入場無料。午前9時~午後5時。月曜休館。問い合わせはサイピア(086―251―9752)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年06月01日 更新)

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