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山内逸郎記念賞、医師2人を表彰 岡山、小児医療などに功績

表彰状を受け取る岡助教(中央)と中村医師(右)

 小児医療や母乳育児などの推進に功績があった岡山県内の医療関係者をたたえる「山内逸郎記念賞」の表彰式が5日、岡山市内であり、医師2人に表彰状と助成金が贈られた。

 受賞したのは、岡山大病院(同市北区鹿田町)の小児神経科で発達障害外来を担当し、障害がある子どもの教育サポートなどに取り組む岡牧郎助教(43)、国立病院機構岡山医療センター(同田益)で母乳育児推進室の設立に携わり、保護者らへの母乳育児啓発に努めてきた同センター新生児科の中村和恵医師(48)。

 新生児医療の先駆者だった故山内逸郎氏(元国立岡山病院名誉院長)の親族が表彰状などを贈呈。中村医師が「賞に恥じることのないよう小児や新生児の医療にまい進する」と謝辞を述べた。

 賞は山内氏の夫人が設け、三井住友信託銀行が運用している基金を活用。1995年から毎年表彰している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年06月05日 更新)

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