文字 

長寿の秘けつ 冊子に  高梁保健所 75歳以上に聞き取り

高梁保健所などが作った「健寿の里高梁の健寿人たち」

 高梁市内在住の元気な高齢者の長生きの秘けつをまとめた冊子「健寿の里高梁の健寿人たち」を、高梁保健所などが発刊した。愛育委員、栄養委員、保健所職員が聞き取りした“生の声”を編集したユニークな内容となっている。

 公募に応じた七十五歳以上の四十一人、一団体から自宅訪問、書面での調査を実施。「新老人の会」(会長・日野原重明医師)が提唱する「神老人」(九十五歳以上)、「真老人」(八十五歳以上)、「新老人」(七十五歳以上)に分け、日常生活のリズム▽元気の秘けつ▽食生活―などの項目をまとめた。

 「神老人」の暮らしぶりでは、早寝早起き、畑仕事、周囲の人や神仏への感謝など、高齢者が日々大切にしている点を掲載。食生活では季節の野菜や繊維質の食品を積極的に摂取している様子がうかがえる。

 趣味や人付き合いに積極的に取り組む「真老人」や、現役として社会で役割を果たしている「新老人」からのメッセージを、親しみやすい話し言葉でつづった。冒頭には日野原医師のメッセージも載せている。

 B5判、六十二ページ。五千部作製し、市内の行政機関などで配布する。問い合わせは同保健所保健課(0866(21)2835)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2007年04月19日 更新)

タグ: 健康高齢者

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ