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腸管出血性大腸菌感染症で注意報 県が発令、自治体へ啓発ちらし

 岡山県は26日、O157など腸管出血性大腸菌感染症の注意報を発令した。注意報が出されるようになった2001年以降、最も遅い発令。啓発ちらし約5万枚を市町村などに配って注意喚起する。

 同日、真庭保健所管内で新たに患者1人が確認され、月間患者数が発令基準の10人に達した。

 県健康推進課によると、県内の今年の患者数は27人。年齢別では20~29歳が9人と最も多く、他の年代は0~6人。大腸菌の種類はO157が14人と半数を超えた。いずれも散発事例で重症者もいない。

 県は、食事や調理前の手洗い▽まな板など調理器具の洗浄と消毒▽生鮮食品の10度以下での保管▽食肉の十分な加熱―などを呼び掛けている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年08月26日 更新)

タグ: 感染症

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