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健康診断や勉強会で交流 倉敷平成病院で「のぞみの会」

ビニール袋を使った応急処置法を学ぶ参加者

 倉敷平成病院(倉敷市老松町)などを運営する社会医療法人全仁会は6日、地域住民との交流会「のぞみの会」を同病院で開いた。約千人が訪れ、健康診断や勉強会を通じて医療への理解を深めた。

 医師や看護師らによる健康チェック、相談コーナーなど約30ブースを設置。災害時に活用できるビニール袋を使った応急処置、認知症予防や体力維持の方法を学ぶ体験コーナーもあり、参加者の人気を集めていた。

 専門医による勉強会では、脳梗塞と肺炎の症状や治療について学習。倉敷市の女性(68)は「手足がしびれるなど脳梗塞の事前症状を知ることができた。もしものときに早めの対処ができる」と話していた。

 のぞみの会は1982年に始まり、今回で51回目。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年11月08日 更新)

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