新見で糖尿病予防の研修会 医療・介護関係者が意見交換
新見市の医療・介護関係者らを対象にした人材育成研修会(市在宅医療・介護連携支援センターまんさく主催)が17日、市内で開かれ、約80人が糖尿病予防に向けて意見を交わした。
太田病院(西方)と国立病院機構岡山医療センター(岡山市)に勤務する糖尿病専門医の太田徹医師が講演。生活習慣の乱れなどから引き起こす糖尿病について「自覚症状がないため進行すると神経障害や網膜症、腎症などの合併症を引き起こす。定期的な検診が重要」と説明した。
また、合併症予防につながる血糖値の管理に関し「食事療法が基本だが、患者と信頼関係を築きながら二人三脚で治療し続けることが大切」と強調した。
この後、9班に分かれて糖尿病予防策を話し合った。参加者からは「体重測定を徹底したい」「間食を減らすようにする」といった意見のほか、「食べても血糖値が上がらない低糖米の開発に乗り出してみては」といったアイデアも出た。誤嚥(えん)性肺炎予防に向けて推奨されている「あいうべ体操」の紹介もあった。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。
太田病院(西方)と国立病院機構岡山医療センター(岡山市)に勤務する糖尿病専門医の太田徹医師が講演。生活習慣の乱れなどから引き起こす糖尿病について「自覚症状がないため進行すると神経障害や網膜症、腎症などの合併症を引き起こす。定期的な検診が重要」と説明した。
また、合併症予防につながる血糖値の管理に関し「食事療法が基本だが、患者と信頼関係を築きながら二人三脚で治療し続けることが大切」と強調した。
この後、9班に分かれて糖尿病予防策を話し合った。参加者からは「体重測定を徹底したい」「間食を減らすようにする」といった意見のほか、「食べても血糖値が上がらない低糖米の開発に乗り出してみては」といったアイデアも出た。誤嚥(えん)性肺炎予防に向けて推奨されている「あいうべ体操」の紹介もあった。
(2017年01月19日 更新)
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糖尿病、 国立病院機構岡山医療センター