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総合医療センター避難場所に 岡山市と川崎学園が協定締結

 岡山市は24日、旧深柢小学校跡地(北区中山下)に昨年12月開院した川崎医科大総合医療センターの一部施設の利活用について、センターを運営する学校法人川崎学園(倉敷市松島)と協定を結んだと発表した。災害時に避難場所として使うことなどが盛り込まれている。締結は16日付。

 協定では、地震や洪水といった災害の際、敷地南側にある「深柢ガーデン」と駐輪場を一時的な避難場所とし、センター内の「かわさきコミュニティホール」(約100平方メートル)と「川﨑祐宣記念ホール」(約240平方メートル)などを避難所に充てる。建物内には約400人が収容できるという。

 通常時は両ホールを旧深柢、内山下小学校区の住民に有料で貸し出すこともし、ガーデンは午前6時~午後9時の間、市民に無料開放する。

 市と川崎学園が2011年7月に交わした旧深柢小跡地の活用に関する基本協定で、災害時などの利用について別途協定を結ぶことを定めていた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年01月25日 更新)

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