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岡山大病院で脳死肺移植開始 移植片対宿主病の30代男性へ

 岡山大病院(岡山市北区鹿田町)で11日午前10時11分、重い肺の病気を患う30代男性への脳死肺移植手術が始まった。同日夜に終わる見通し。

 臓器移植医療センターの大藤剛宏教授を執刀医とする約20人のチームが担当する。男性は骨髄移植後、細胞が患者の体を異物と認識して攻撃する移植片対宿主病(GVHD)を肺に発症し2015年7月、日本臓器移植ネットワークに登録していた。

 同ネットワークによると、ドナー(臓器提供者)は、東京都内の病院に低酸素脳症で入院していた30代男性。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年03月11日 更新)

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