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岡山大の医療先端技術を展示紹介 地場企業に共同研究呼び掛け

岡山大の先端医療技術を紹介したメディカル・イノベーション

 岡山大の医療分野の先端技術や研究テーマを紹介する展示会「メディカル・イノベーション2017」(同大主催)が14日、岡山市北区鹿田町の同大鹿田キャンパスであり、地場企業の担当者らに共同研究などを呼び掛けた。

 岡山大で開発中の医療機器や医療材料計13件のパネルや試作品を展示。同大が発見したがん治療遺伝子を病巣に的確に注入する装置▽細菌感染を予防するインプラント(人工歯根)のコーティング材料▽膵臓(すいぞう)の細胞が採取しやすい形をした穿刺(せんし)針―などがあり、担当者が新技術のポイントを説明していた。

 会場では、民間の医療機器メーカーも展示ブースを設けて自社の技術をPRしたほか、岡山大の妹尾昌治副学長、オージー技研(同市中区海吉)の奥田宏社長らによる医工連携をテーマにしたパネル討論もあった。

 メディカル・イノベーションは、医療分野の産学連携を盛り上げようと毎年開いており、4回目。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年03月14日 更新)

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