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岡山県内全域に食中毒注意報発令 高温多湿、16年より15日遅く

 岡山県は26日、県内全域に食中毒注意報を発令した。食中毒が発生しやすい高温多湿の気候が続いているためで、飲食業界や県民への啓発に力を入れる。

 注意報は、日中の最高気温と平均湿度の組み合わせが県の定める条件(気温26度以上で湿度72%以上など)を3日連続で満たした場合に発令される。今回は23~25日が該当した。発令は昨年より15日遅い。発令期間は9月末まで。

 県は今後、弁当・仕出し店などの監視指導を強化する。生鮮食品はできるだけ早く食べる▽加熱食品は中心部まで火をしっかり通す▽調理前、トイレ後の手洗いを徹底する―といった予防を呼び掛けるちらしも作り、県民に配る。

 県生活衛生課によると、今年の県内の食中毒は25日現在、6件113人で昨年同期(3件37人)を上回っている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年06月26日 更新)

タグ: 感染症

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