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ヘルスボランティアの会30周年 笠岡、地域福祉向上に貢献

生きがいデイサービスの利用者に、菓子や茶を提供する笠岡市ヘルスボランティアの会メンバー

 福祉施設で高齢者補助や縫製などの奉仕活動をしている「笠岡市ヘルスボランティアの会」が、設立30周年を迎えた。

 現在の会員は、60~80代の女性21人。病院や特別養護老人ホーム、笠岡諸島などで、高齢者や障害者の送迎・入浴介助をしたり、高齢者宅の買い物や掃除などを手伝う「家事介護」などをしたりして、地域福祉向上に貢献してきた。

 メンバーの高齢化が進んでいることもあり、現在は市社会福祉協議会の生きがいデイサービスでのお茶出しや食器洗い、福祉施設での雑巾縫いや衣類のほつれ直しなどを中心に活動。施設利用者が花見などで出掛ける際の介護補助もしている。

 30周年を記念して、今までの活動やメンバーの思いをまとめた文集を出版、関係者に配った。設立時から活動してきた森岡聡子会長は「活動をすることでこちらが元気をもらっている。できることをこれからも続けていきたい」と話している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年09月03日 更新)

タグ: 高齢者福祉

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