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軽度発達障害に理解を 岡山県、ガイド本作製 かかわり方を助言 保育士や教員向け

保育士や保健師、教員向けのガイドブック

 軽度発達障害への理解を深めてもらおうと、岡山県は保育士や保健師、教員向けのガイドブック=写真=を作製した。

 親の育て方でなく脳の機能障害が原因で症状が現れることや、「育てにくさ」から虐待につながる場合がある点を解説し、乳児期から思春期まで段階ごとの発見のポイントとかかわり方を説明。

 小学校低学年の場合、「生活に見通しを持たせたり他の子どもとのやり取りを大人が調整し、トラブルを防ぐ手助けが必要」などと助言している。

 二〇〇五年四月、国や自治体の基本的役割を定めた発達障害者支援法が施行されたが、ガイドブックは「社会的支援は十分とは言えない。子どもにかかわるすべての人が連携し、役割を果たすことが必要」としている。

 A4判、三十三ページ。一万五千部作製。市町村などに配るほか、希望者に無料(送料別)で提供する。問い合わせは県子育て支援課(086―226―7347)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2008年04月06日 更新)

タグ: 健康子供

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