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吉備中央町 障害児や保護者の交流拠点を整備  悩み相談室も開設

 吉備中央町は社会福祉法人・吉備の里(同町上野)に障害のある児童や保護者の交流スペース「さんてらす」を整備した。子どもの発達に不安を持つ保護者らが気軽に集まって悩みを話し合う場を目指すとともに、児童デイサービスなどの拠点とする。

 体育センター内の喫茶スペース(約五十平方メートル)を改装。子どもを遊ばせながら保護者が交流したり、簡単な調理などができる多目的ルームとした。専門職員が悩みについて聞いたりする相談室も設けている。整備費約三百万円。

 就学前の子どもを対象とした児童デイサービスはNPO法人・color(カラー)(高梁市)に委託。四月から個別、小集団療育を毎週火曜日に実施している。子どもが創作的活動をしたり、見守りなどで保護者の負担軽減を図る日中一時支援事業は、ももぞの学園(岡山市)が土曜日に開設している。

 町内の保護者はこれまで岡山市内のサービス事業所を利用するなど負担が大きかったため、町が整備した。利用申し込み、問い合わせは町福祉課(0866541317)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2008年04月16日 更新)

タグ: 福祉子供

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