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井原市民病院「医師確保が前進」 議会で常勤4人増を報告

 2月定例井原市議会は28日、本会議を再開。一般質問に入り、4氏が2018年度当初予算案、地域医療、教育など市政全般についてただした。野崎正広・市民病院事務部長は、2017年度に常勤医師が4人増え、地域ニーズにあった医師確保が進んだことを報告した。

 昨年4月から今年2月にかけ、市民病院には救急科、健診ドック専任の内科、循環器内科、外科の4人が着任し、常勤医師は計14人となった。

 野崎事務部長は「常勤医師は岡山大や川崎医科大を市長とともに訪ね、派遣をお願いしている。地域枠医師の受け入れを目指し、研修医療機関としての整備にも努めている」とした。看護師などは引き続き市広報、ハローワーク、就職説明会などさまざまな手段を活用して募集する方針を示した。

 昨年7月に疾病の早期発見、予防を図るため新設した「ドック・健診部」の実績については、「今年1月までの受診は3437件で、前年同期の3207件から7・2%増えた」と答えた。

 この日質問したのは上野安是、妹尾文彦、三輪順治、多賀信祥(無所属)の4氏。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年02月28日 更新)

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