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津山中央病院 徳田病院長を表彰 消化器がん手術に実績 山陽新聞社会事業団松岡良明賞 

越宗理事長から表彰される徳田氏(左)

 がん撲滅に貢献した個人、団体をたたえる山陽新聞社会事業団(越宗孝昌理事長)の第13回「松岡良明賞」の贈呈式が9日、岡山市柳町の山陽新聞社本社で行われ、津山中央病院長の徳田直彦氏(63)=津山市上河原=が表彰された。

 徳田氏は岡山大第一外科出身の外科医で、胃がんや大腸がんなど消化器がんの手術2500例の実績を持つ。患者や家族との対話を重視した治療を身上とし、出血の少ない手術を心掛けている。

 病院長としては、がんの早期発見に欠かせない画像診断機器の導入、がん臨床医の確保や育成、がん患者への相談体制の構築などに積極的に取り組んできた。2005年には国の「地域がん診療連携拠点病院」指定を受け、県北のがん治療の中心的な病院にした。

 贈呈式では越宗理事長が徳田氏に表彰状と賞金50万円を手渡した。徳田氏は「名誉ある賞をいただき、私と同じように地域で頑張る医師にとって大きな励みになる。さらなる体制整備を進め、地域医療の発展に尽くしたい」と話した。

 同賞は、山陽新聞社元社長の故松岡良明氏の遺族からの寄付を基に同事業団に設けた「松岡良明基金」による表彰。県健康づくり財団が選考して同事業団が決定、がん征圧月間(9月)に表彰している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2008年09月10日 更新)

タグ: がん

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