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伍代夏子さん「肝炎検査受けて」 厚労省大使として岡山県庁訪問

メッセージを伊原木知事に手渡す伍代さん

 厚生労働省が取り組む「知って、肝炎プロジェクト」の肝炎対策特別大使を務める歌手伍代夏子さん(56)が26日、岡山県庁を訪問し、伊原木隆太知事にウイルス検査の重要性などを呼び掛けた。

 自らもC型肝炎を患った経験がある伍代さんは、同プロジェクト特別参与で夫の俳優・杉良太郎さんのメッセージを代読。「まずは検査を受け、感染していれば放置せず治療してほしい」と訴えた。

 県内では専門医療機関や保健所で無料検査を実施しており、伊原木知事は「早期発見、早期治療が不可欠。今後もしっかりと周知したい」と述べた。

 肝炎は、無自覚のまま症状が進むことがあり、国の推計では感染者は300万人以上とされる。同プロジェクトは2012年度に始まり、俳優やスポーツ選手ら著名人が撲滅に向けた啓発に取り組んでいる。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年03月26日 更新)

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