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障害者手作り品をカタログで紹介 岡山市内35事業所の224品

障害者の手作り品を紹介したカタログ

 岡山市社会福祉協議会は、市の委託を受けて運営する福祉の店「元気の輪」(北区表町)で取り扱っている商品を中心に、市内の事業所で障害者が手作りした商品を紹介するカタログの2018年度版を作った。販路開拓につなげるため、昨年3月に発行した初版よりも掲載商品を増やすなど内容の充実を図っている。

 カタログでは、社会福祉法人やNPOなどが運営する35事業所の224品をラインアップ。手作りのパンやクッキー、ガラスのコップをはじめ、花瓶や子ども向けのフェルトおもちゃといった商品ごとに写真や値段、賞味期限などを記している。各商品には番号を割り振っており、最終ページにある用紙を使って注文できる。

 A4判でカラー36ページ。5500部作製し、市内の公民館や福祉交流プラザなどで無料配布している。27事業所の166品を載せて3千部作った初版は半年ほどで在庫がなくなるなど好評だったため、第2版となる今回は商品数、部数ともに増やしてPRを強化する。

 同協議会は「より多くの人に商品を購入してもらうことで、障害者の活動の励みにもなれば」と話している。

 問い合わせは同協議会企画総務課(086―225―4051)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2018年05月18日 更新)

タグ: 福祉

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