岡山県内のエイズ感染者・患者 今年新たに17人 過去最多 目立つ検査遅れ
岡山県内で今年新たに確認されたエイズウイルス(HIV)感染者とエイズ患者は計17人(14日現在)に上り、過去最多の2005年(12人)を上回っていることが17日、県のまとめで分かった。免疫の低下で既に発症した患者は約4割(7人)を占め、感染に気付かないまま検査を怠るケースも目立つという。
17人の年代は公表されていないが、大半は男性で、感染経路は国内での同性、異性間の性的接触とみられている。
県内では1991年に感染者を初確認して以降、2000年から増加傾向にあり、今年を含め計79人(感染者45人、患者34人)に達している。
このため、県内の9保健所は世界エイズデー(12月1日)に合わせ、平日の昼間に限ったHIV検査について、26日―12月18日は夜間検査日を設ける。無料、匿名だが予約が必要。
県健康対策課は「治療で発病を遅らせることができ、早期発見は非常に重要。感染拡大防止のためにも、積極的に検査を受けてほしい」と呼び掛けている。問い合わせは同課(086―226―7331)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。
17人の年代は公表されていないが、大半は男性で、感染経路は国内での同性、異性間の性的接触とみられている。
県内では1991年に感染者を初確認して以降、2000年から増加傾向にあり、今年を含め計79人(感染者45人、患者34人)に達している。
このため、県内の9保健所は世界エイズデー(12月1日)に合わせ、平日の昼間に限ったHIV検査について、26日―12月18日は夜間検査日を設ける。無料、匿名だが予約が必要。
県健康対策課は「治療で発病を遅らせることができ、早期発見は非常に重要。感染拡大防止のためにも、積極的に検査を受けてほしい」と呼び掛けている。問い合わせは同課(086―226―7331)。
(2008年11月18日 更新)