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インフルエンザ警報発令 岡山県が患者続発受け

 インフルエンザ患者の続発を受け、岡山県は22日、警報を発令した。指定84医療機関の1施設当たりの患者数が警報発令基準(30人)を超え、今後も増加が懸念されるため。一層の注意を呼び掛けている。

 県健康対策課によると、12―18日の1施設当たりの患者数は31・8人。過去10年の同時期平均(13・1人)を大きく上回った。インフルエンザとみられる集団風邪による幼稚園や小中高校の休校、学級・学年閉鎖も相次ぎ、21日までに132施設で2700人の患者が発生している。

 県内では8検体からいずれも「Aソ連型」ウイルスを検出。うち3検体は特効薬タミフルが効かないことが判明した。同課は「手洗いやうがいの励行を心掛け、外出時にはマスク着用を。感染した疑いがある場合は早めに医療機関で受診してほしい」としている。

 警報の発令は、2000年度に注意報・警報の発令要項を制定して以降5回目。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2009年01月23日 更新)

タグ: 健康子供感染症

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