文字 

はしか予防接種を 岡山県内340医療機関、土日含め対応

 子ども予防接種週間(岡山県、県医師会、県小児科医会主催)が28日始まった。麻疹(ましん)(はしか)のワクチン接種を重点に8日までの期間中、約340の医療機関が協力し、土日を含めて対応する(予約が必要)。

 麻疹のワクチン接種について、国は2006年6月から1歳児で1回目(1期)、小学校就学前年に2回目(2期)を受けることとした。それまでは1―7歳半の間に1回とされており、10―20代を中心にした近年の流行を受け、08年度から5年間は中学1年(3期)と高校3年(4期)にも追加された。

 2―4期の接種期間は3月末までに迫っており、2―31日、県内11保健所に相談窓口を設ける。県健康対策課は「麻疹に感染すれば周囲にも影響を及ぼす。特に3、4期は接種率が低く、この機会にきちんと接種を」と呼び掛けている。

 麻疹の県内の予防接種率(08年4―12月)は1期77・1%、2期69・6%、3期67・8%、4期61・5%。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2009年03月01日 更新)

タグ: 健康子供感染症

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ