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新型コロナ、県内200人突破 16市町に感染拡大、県北部にも

 岡山県内で25日、新型コロナウイルスの感染者数が累計で200人を超えた。3月22日に県内で初めて感染が確認されておよそ7カ月。101人から200人に達する期間は約2カ月半で、初感染から100人に達した約4カ月半よりもペースが加速。感染確認は県内27市町村のうち16市町まで広がり、クラスターの発生も相次いでいる。

 これまでの感染者数は再陽性を除き202人。市町別では、岡山市123人▽倉敷市24人▽津山市14人▽総社市8人▽赤磐市7人▽浅口市4人―など。

 6月下旬から8月下旬にかけて到来した“第2波”以降、9月は落ち着きをみせていた感染者数は10月に入って徐々に増加。10月22日には県内では1日の感染確認としては過去最多となる11人を確認。この日を皮切りに事業所、高齢者施設、医療機関、会食グループのクラスター4件が発生した。

 累計100人に達した8月5日以降では新見、真庭、総社、美作市、美咲、勝央町の計6市町でも感染を確認した。県保健福祉部の則安俊昭参与は「3密を避けるといった『新しい生活様式』の徹底など、改めて日々の行動について考え、感染予防に努めてほしい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2020年10月26日 更新)

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