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川崎病院が移転案説明 要請の町内会住民らに 岡山・旧深柢小跡地利用

 岡山市の中心市街地にある旧深柢小学校(同市北区中山下)の跡地活用問題で、地域の町内会の一つ、東中山下五丁目町内会(笠井英夫会長)から移転建て替えの要望を受けた川崎病院(同所)は10日、移転計画の構想案を同町内会住民ら約20人に説明した。

 同町内会の要請に応じる形で川崎病院が病院内で行った。

 市中心部で医療活動を継続することで「安全・安心な医療を提供し、地域と共生する病院」という新病院のコンセプトを示し、具体的な機能として、災害時対応を含めた迅速で的確な救急医療▽地域に密着した医療の提供▽充実した高度専門医療▽質の高いリハビリテーション医療―の4項目を提示し、「旧深柢小跡地に空き地や緑地に配慮しながら移転したい」との意向を説明した。

 仮に移転した場合の現病院用地については「将来の高齢化社会に対応できるよう医療・福祉・教育の機能を考える」とした。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2010年08月11日 更新)

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