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心の病 理解深めて 万成病院・ひまわり寮 地域交流80回で祭り

太鼓やうらじゃ踊りで盛り上がる参加者ら

 万成病院(岡山市北区谷万成)の生活訓練施設ひまわり寮が精神障害者の偏見解消に向け2003年から続けている地域交流行事「ひまわりサロン」が80回目を迎え、23日に記念イベント「あっ晴れ! うらじゃだ! 秋祭り」を開いた。

 病院・施設の利用者や地元の住民ら約200人が参加。小林建太郎理事長が「病院・施設と地域を結ぶ懸け橋を目指してきた。これからも心の病に対する理解を広げていきたい」とあいさつした。

 和太鼓グループ「beZen鼓空」と地元大学生らのうらじゃ踊りグループ四季、楽鬼(らっき)、笑輝(しょうき)の3団体が躍動感あふれる演舞を披露。最後は障害者らも一緒に太鼓のリズムに合わせて輪になって踊った。

 同サロンはボランティアによるパソコン教室や演奏会など地域住民と精神障害者が直接ふれあう活動を続けており、08年には優れた取り組みに贈られる「精神障害者自立支援活動賞」を受賞している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2010年10月24日 更新)

タグ: 精神疾患万成病院

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