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一般高齢者向け接種券を発送 岡山など県内自治体

岡山中央郵便局に運び込まれた接種券の入った段ボール箱

 岡山、倉敷、津山、総社市などは23日、一般高齢者の新型コロナウイルスワクチン接種に向け、対象者に接種券を発送した。

 岡山市は約19万5千人分の接種券を市内8郵便局から送った。岡山中央郵便局(同市北区中山下)では、市の委託業者が約7万1千人分を搬入。郵便局社員らがトラックから段ボール箱を降ろし、局内に運び入れてエリアごとに仕分けした。

 封書内には、接種券のほか、予診票、個別接種を行う医療機関一覧、ワクチンの効果や接種の注意点を記した説明書も入っている。高齢者の元には、5月9日までに順次届く。同市保健管理課は「内容をよく確認し、接種に備えてもらいたい」としている。

 倉敷市は約13万7千人分を発送。かかりつけ医など身近な医療機関での個別接種を基本としており、4月末までに市のホームページで接種できる医療機関を公表する予定。公共施設での集団接種も検討している。

 津山市は約3万2千人分、総社市も約2万人分を郵送した。

 岡山県内の高齢者接種の対象は約56万人。このうち約5万人の施設入所者の優先接種は今月12日から始まっている。一般高齢者の個別接種は5月17日に県内一斉に開始する。予約は同10日から受け付ける。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2021年04月23日 更新)

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