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倉敷市ワクチン 75歳以上を先行 接種開始5月17日から10日間

倉敷市役所

 倉敷市の伊東香織市長は29日、5月17日から始める一般高齢者の新型コロナウイルスワクチン接種に関して、開始から10日間は75歳以上を先行して行うと発表した。市へのワクチン供給が当面は限られることから、重症化リスクがより高い層を優先する。

 26日まで75歳以上を先行し、27日以降は65歳以上の全高齢者に対象を広げる。予約の受け付けは75歳以上は10日から、65歳以上は20日から可能とする。

 倉敷市内の接種対象となる高齢者は約13万8千人で、うち75歳以上は約6万6千人。市によると、5月中の高齢者向けワクチン供給量は約4万回分で、6月以降に徐々に増える見通しという。

 伊東市長は会見で、市内の新型コロナによる死者(29日現在9人)が全員75歳以上であることを先行接種の理由に挙げ、「重症化しやすい人への対応をいち早く進めたい」と述べた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2021年04月29日 更新)

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