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チーム医療に理解深める 倉敷で学術集会 日本医療マネジメント学会県支部

医療関係者がチーム医療について理解を深めた学術集会

 岡山県内の医療関係者でつくる日本医療マネジメント学会県支部の学術集会が19日、倉敷市松島の川崎医療福祉大で開かれた。シンポジウムなどを通じ、医師や看護師ら約240人がチーム医療の在り方について理解を深めた。

 シンポジウムは県内の医師ら6人が登壇。川崎医科大付属病院の平井敏弘消化器外科部長が座長となり、「日本の医療はマンパワーが少ないのが現状。院内外の連携は非常に重要」と強調した。

 倉敷平成病院の岩佐暁子さんは、ソーシャルワーカーの立場から「医療職ではないが、患者や家族の心理状況を把握してチームに伝える『代弁者』の役割がある」と説明。川崎医科大付属病院の中田昌男呼吸器外科部長は、各医療機関が患者情報を共有するために県内で使われている「地域連携パス」を紹介し、医療機関を超えた「顔の見えるチームづくりも大切」と指摘した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年02月22日 更新)

タグ: 倉敷平成病院

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