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新型コロナ、岡山県248人感染 倉敷の高校と飲食店でクラスター

岡山県庁

 岡山県内で27日、248人の新型コロナウイルス感染が確認された。1日当たりの感染者数が100人を超えるのは17日連続。倉敷市では市内の高校で生徒5人、飲食店で従業員5人の感染が判明し、県内155、156例目のクラスター(感染者集団)と判断された。県内での感染確認は1万2694人となった。

 新規感染者は岡山市120人、倉敷市77人、津山市18人、玉野市11人、赤磐市、勝央町各4人、矢掛町2人、総社、高梁、浅口、笠岡、備前市、早島、美咲、里庄町各1人と県外在住者4人。年代別では非公表の30人を除き多い順に20代65人、40代42人、30代40人、10代23人、50代21人―など。症状は調査中の3人を除き4人が中等症で、感染経路は77人が不明、5人が調査中。

 津山市の3人はクラスターが起きている市内の高齢者施設の利用者で、一連の感染者は12人となった。

 県教委は玉島商業高(倉敷市)で生徒5人に上るクラスターが発生したと発表した。既に男子生徒4人の感染が判明していたが、この日新たに男子生徒1人の感染が分かり、学校名とともに公表した。5人は同じ部活動に所属し、活動前後の食事や更衣でマスクを外して会話をしたことで感染が広がった可能性があるという。県立高でのクラスターは3例目。

 また、県は感染を公表済みの36人からインドに由来するデルタ株、12人から英国由来の変異株が見つかったことも明らかにした。県内でのデルタ株の確認は137人、英国株は544人となった。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2021年08月27日 更新)

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