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就実大と津山中央病院 人材交流、研究で協定 薬学大学院新設受け関係発展

協定を結び握手する押谷学長(右)と藤木病院長

 就実大(岡山市中区西川原)と津山中央病院(津山市川崎)は27日、人材交流や共同研究に関する連携協定を結んだ。2012年度から同大に大学院医療薬学研究科が新設されるのを受け、これまでの協力関係を発展させる。

 同大は03年度の薬学部開設以来、毎年約10人の学生が同病院で臨床実習。教員と医師、薬剤師、看護師らとの意見交換や共同研究も続けてきた。

 協定には、大学院の教員と学生によるさらに高度な共同研究▽同病院職員の大学院への受け入れ▽同病院職員が「特任臨床教授」として講義―などを盛り込んでいる。

 同大で調印式があり、押谷善一郎学長と藤木茂篤病院長が協定書にサイン。押谷学長は「学生が医療現場で実習できるのは大変有意義。大学での研究成果も地域医療に生かしてほしい」。藤木病院長は「職員が大学院で学ぶことは、県北の医療レベル向上にもつながる」と期待していた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2012年01月28日 更新)

タグ: 津山中央病院

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