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岡山総合医療センター整備に54億円 岡山市2012年度当初予算案 本体工事着手へ

岡山総合医療センターが整備される岡山操車場跡地

 岡山市は17日発表した2012年度当初予算案に、岡山操車場跡地(同市北区北長瀬地区、約20ヘクタール)で15年度開院を目指す岡山総合医療センター(仮称)の整備事業費54億4800万円を盛り込んだ。12年度後半から本体工事に入る予定。

 同センターは、市がまとめた操車場跡地の整備基本構想のうち、「総合福祉」ゾーンの中核となる施設。市立市民病院(同天瀬)を引き継ぎ、救急医療などに重点を置いた病院として衣替えする。

 約1万8500平方メートルの敷地に8階建て、延べ約3万3千平方メートルを建設する。24時間、365日体制のER(救急外来)や18診療科、400床を備える。現在は基本・実施設計を策定中。総事業費は約156億円の見込み。

 当初予算案では、同センターを核とした保健・医療・福祉のネットワークを構築するための事業費565万円も計上。三つのモデル地域で医師やケアマネジャー、ホームヘルパーらによる組織づくりに取り組む。

 操車場跡地の整備基本構想では、「総合福祉」のほかに「交流・防災拠点」「生活支援」の計3ゾーンを設ける。市は構想をより具体化させた基本計画を策定中。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2012年02月18日 更新)

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